『パルワールド』の会社「パルワールドエンタテインメント」が設立 ソニー・ミュージックとアニプレックスも関わってグローバルIP展開を行う

『パルワールド』のグローバルIP展開を目指す新会社「パルワールドエンタテインメント」の設立が発表された。同社はポケットペアが開発するゲーム『パルワールド』の国内外におけるライセンス事業を推進するためのジョイントベンチャー（複数の企業が出資する会社）になるそうだ。

パルワールドエンタテインメントの設立には以下の3社が関わっている。

• ソニー・ミュージックエンタテインメント
• アニプレックス
• ポケットペア

株式会社パルワールドエンタテイメントを設立しました！

鬼滅の刃を大ヒットに導いたアニプレックス様を始めとしたソニーグループの皆様と、パルワールドを日本発のグローバルIPとして確立すべく、全力で頑張ります！！

なお、株式会社ポケットペアは引き続き独立資本のインディーゲーム企業です！ pic.twitter.com/nijo7AzvgP — Takuro Mizobe | Palworld (@urokuta_ja) July 10, 2024

パルワールドエンタテインメントでは『パルワールド』の国内外における各種ライセンス事業を集約し、同作の全世界における多角的な展開を加速させ、IPをより拡大していくのを目的にしているという。ソニー・ミュージックエンタテインメントとアニプレックスを起点にしつつ、ソニーグループとの連携も図って、『パルワールド』の新たな展開を目指すそうだ。

なお、ここでいう「各種ライセンス事業」とは「ゲームを除く各種ライセンス」になっているとのこと。『パルワールド』のゲーム本体の販売元が変わるといったわけではないのだろう。ポケットペア代表の溝部拓郎の上記ポストによると、ポケットペア本体は引き続き独立資本になっているとのことだ。

パルワールドエンタテインメントの設立にともない、『パルワールド』のグッズをアニプレックス公式の「アニプレックス オンライン」にて受注販売する予定だという。商品ラインアップなどの詳細は後日発表となる。グッズは2024年7月12日より開催されるビリビリ動画のイベント「Bilibili World 2024」にて販売予定のものだそうだ。